patagoniaフィルム上映会で心揺さぶられる体験を

パタゴニアフィルム上映会は、その魅力的な映像と共に観客の心を揺さぶる体験を提供しています。自然、冒険、環境に関する重要なテーマを取り上げ、視覚的にも感情的にも訴えかける内容が多く展開されています。8月4日に千葉県一宮町のpatagoniaサーフ千葉で行われたフィルム上映会では、奄美大島で活動するプロサーファー碇山勇生の短編ドキュメンタリー「尊々加那志〜とうとがなし」が上映されました。

パタゴニア・フィルムズが提供する短編ドキュメンタリー

碇山勇生とは

碇山勇生は、奄美大島出身のプロサーファーであり、自然と共存するライフスタイルを送ることで知られています。彼は中学1年生の夏にサーフィンと出会い、以来、プロサーファーとしてのキャリアを積んできました。碇山は、地元のビーチである手広海岸の護岸工事計画の見直しを求め、署名を集めて工事中止を成功させるなど、環境保護活動にも積極的に取り組んでいます。彼の活動は、奄美の自然を守り、伝統と文化を後世に残すためのものです。パタゴニアのサーフィン・アンバサダーとしても活動しており、サーフィンを通じて自然保護の重要性を広めています。

「尊々加那志〜とうとがなし」

パタゴニア・フィルムズが提供する短編ドキュメンタリー『尊々加那志~とうとがなし』は、危機にある奄美大島の海岸線を守る活動に取り組みながら、ともに携わってくれる地元の人びとと団結しようとするプロサーファー、碇山勇生の姿を追っており、自身と同じように海と島を愛する先達に会いに行き、奄美の自然を守る方法を模索する姿を映しています。父となった勇生は、一般社団法人NEDIを立ち上げ、次世代のために何ができるのかを考える。NEDIとは、奄美南部の漁師の言葉で、陸と海が交差する領域のこと。島と海は繋がっていて、その循環を開発から守るためには「何よりも大切なのは、島の人々が手を繋ぐこと」の重要性を碇山勇生は語っています。

上映会にはカフェfatoが出店

カフェ「fato」は、自然に囲まれた環境で心地よい時間を過ごせる場所として知られており、地元で採れた新鮮な食材を使用した薬膳料理やパンが楽しめ、特にヴィーガンカレーは訪問者から高い評価を受けています。この日は特別に出店され、上映会に訪れた人々にカレーやポップコーン、ドリンクを提供していました。

基本情報

  • 所在地   千葉県 長生郡一宮町東浪見7404  
  • 営業時間  10:00〜18:00
  • 定休日   毎月第3水曜日

今回のフィルム上映会は閉店後からスタートし、21時頃まで開催されました。不定期で行われるイベントなので、公式HPなどチェックしてぜひお近くのpatagoniaのイベントに訪れてみましょう!なお、「尊々加那志〜とうとがなし」はpatagonia公式HPからも視聴することが出来ます。興味ある方はぜひご覧ください。